ミスタードーナツを
知り尽くした

大ベテラン!

人を笑顔にできる
ドーナツづくりが最高に
楽しい

中根なかね 浩一こういち さん

KiTARA豊田駅前店(愛知県)店主。
主にドーナツの製造やショップ運営を担当。

たくさんのお客様に愛されているミスタードーナツですが、スタッフの“ミスド愛”ももちろん負けていません。今回は、第44回「ミスタードーナツ フレンドシップフェスティバル」のプロダクション部門で、出場者総数1,457名<サービス部門出場者748名 プロダクション(ドーナツ製造)部門709名>の中から見事優勝を果たした中根浩一(なかねこういち)さんにインタビューしました。

フレンドシップ
フェスティバルについて

年に一度、全国のミスタードーナツスタッフが仕事の技能を競うコンテスト。各ショップで1名ずつ、サービス(接客)とプロダクション(ドーナツ製造)で代表になった者たちが全国から集まり、その知識と腕前を競う。
全国大会へと進んだスタッフのみに、優れた技能の証として「ブラックキャップ」が授与される。

続けられる理由は
「おうち」みたいな居心地の良さ

Q

中根さんは現在どのような仕事をしているか教えてください。

私は店主として、主にドーナツの製造やショップ運営に関することを担当しています。

Q

ミスタードーナツを職場として選んだきっかけは何だったのでしょうか。

すごく大昔(笑)、ミスタードーナツがまだ24時間営業していた時代に働いていていったん辞めたんですけど、自分の家に近いところでまたはじめました。やっぱりこのお仕事いいなって。最終的に勤務するショップの加盟店の社員になりました。

Q

飲食店で働くとしても色々とお店があると思いますが、またミスタードーナツに戻ってこられたのは何か理由があったんでしょうか。

ミスタードーナツは、お店の雰囲気などが「おうち」みたいな感じだったんですよね。とても心地の良いところだったんで戻りたいなと思いました。

「贈り物」のように
丁寧にドーナツをつくりたい

Q

中根さんが働く上で意識していることやモットーなどはありますか。

ミスタードーナツで働いていてうれしいのは、やっぱり「ありがとう」とか「ごちそうさま」と言っていただけること。なので、接客をするときはそう言ってもらえるようにしたいし、自分がドーナツをつくっているときは、お客様が大切な方への「贈り物」になるようなドーナツをつくりたいなと思っています。

Q

温かい気持ちをお聞きして感動しました。中根さんは店主なので、そうした精神はショップメンバーにも浸透しているでしょうか。ご自身で「ココは他店に負けない!」と思うことはありますか。

お客様に対しての「丁寧さ」ですね。これは他店舗に負けていません!車いすのお客様やお子様連れのお客様へのホスピタリティは、新人さんでも先輩を真似してできるショップだと思っています。どんなお客様にも楽しい時間を提供できるように努めています。

Q

ショップ全体がホスピタリティあふれる空間になっているんですね。
これまでミスタードーナツで働いていて一番うれしかったことは何でしょうか。

人が成長していく様子を見られたことが一番うれしいです。最初は大きな声すら出せなかったスタッフが成長して、接客するのが本当に楽しいと言ってくれたりお客様の喜びを自分の喜びとしてくれたり……。そうした姿を見られるのはうれしいことですね。

Q

「おうち」みたいだという話もありましたし、家族の成長のように感じていらっしゃるのですね。

そうですね。あとは、自分がつくったドーナツやアルバイトさんの接客で、お客様が幸せな気持ちになって帰ってくださる時もうれしいです。その実感があるからミスタードーナツの仕事は最高に楽しいと思っています!

15年越しの大会再挑戦!
ショップのみんなが
フルサポート

Q

今回、「フレンドシップフェスティバル」に出場されたきっかけを教えてください。

実は私、今回15年ぶりぐらいに出たんです。年齢的にも最後かなと思ったこともあり、今回出場させてもらうことにしました。

Q

そこで見事に優勝を果たされたと。本当にすごいです。おめでとうございます!大会に向けてショップなどでサポートはありましたか。

今回、当ショップでサービス部門にエントリーしたスタッフがいて、彼女がいち早くペーパーテストの勉強を始めたんです。その姿を見て自分も頑張らなきゃなと気合いが入りました。勉強をするのは家よりショップのほうがはかどるので隅のほうでしていたんですが、ウトウトしそうになった際にタイミングよくコーヒーを持ってきてくれたのはありがたかったです。

他にも、実技テストの練習に付き合ってくれたり問題を出してくれたりと応援してくれて。みんなの協力無しではこの結果は残せなかったと思います!

Q

みんなで闘い、最高の結果を出せて言うことなしですね。今回の大会を通して、ご自身が成長したと感じたことはありますか。

ドーナツ製造の基本動作の大切さを再確認できました。ややもすると我流になってしまいがちなので、マニュアルの大切さが改めて分かりました。

Q

今後フレンドシップフェスティバルに参加したい方や興味のある方に向けて一言お願いします。

自分がやってみて、やっぱり頑張ったら頑張った分だけ結果が残せると思ったんです。とはいえ、自分一人の力ではなんともならないので、他の人の協力もあおぎながら、大会に挑んでほしいですね。そうすればきっと入賞できるはずです。頑張ってください!

ドーナツひとつで人が幸せに
他にはない特別な場所
あり続けたい。

Q

最後に、中根さんにとってのミスタードーナツの魅力を教えていただけますか。

以前ミスタードーナツ本部のエリアマネジャーに「ドーナツという商売はなんか不思議だね。このドーナツで人を幸せに、笑顔にできるんだから。不思議な仕事というか不思議な場所だね」と言われて、本当にそうだなと思いました。
他の飲食店にもあるかもしれないですけど、自分はやっぱりミスタードーナツというところがそういう場所だなって。

Q

確かにそうかもしれません。ファストフードは色々あるし、お菓子やスイーツもたくさんのお店がありますが、ドーナツは少し特別な存在ですよね。

他の飲食店だと毎日いらっしゃるとか、あまりないですよね。でもミスタードーナツでは毎日来られる方も。そして同じものを召し上がってくださるんです。ドーナツにはそれだけ飽きずに好きでいてもらえる魅力があるのだと思います。今後も、お客様の日常に欠かせない“ちょっと特別”な存在でいられるよう頑張っていきたいですね。