安全・安心への取り組み 「おいしい安心」をつたえる安全・安心への取り組み
「おいしい安心」をつたえる

12 つくる責任 使う責任

「おいしい安心」をお約束。どのプロセスでも、決して手をゆるめません。

いつも変わらないおいしさと安心を。ミスタードーナツは、おいしさへのこだわりはもちろん、厳しい衛生管理・チェック体制を整えています。商品の開発段階から、ショップでお客様の手に渡るまで。すべての段階で、この取り組みが実行されているからこそ、お客様に商品の安全・安心をお約束できるのです。

ショップでの衛生管理

特別なものではなく、日々の当然の業務です。

すべてのショップが、いつお客様をお迎えしても、整理され清潔であること。そのために、独自のマニュアルに基づき、その手順に沿った衛生管理を日常的に行っています。

いろいろな温度計で商品の温度管理を行います。

ドー温度計(写真左)は、ドーナツの生地を仕込む際の室温や水温、粉の温度、仕込んだ後の生地の温度を測る際に使います(約0.5℃刻みに計測)。デジタル温度計(写真右)は、冷蔵庫や冷凍庫の設定温度の確認、コーヒーの温度の確認に使います(約0.5℃刻みに計測)。

油のろ過作業を毎日実施しています。

いつも、おいしく安全なドーナツを食べていただくためには、油の品質管理は欠かせないことです。
ろ過作業により、油の劣化を防いでいます。

外部機関の検査

第三者の目で評価し、衛生管理をより万全に。

ショップでの日常的な衛生管理に加えて、第三者機関の協力を得て、衛生検査「サニタリーチェック」を全店で自主的に実施。3カ月に1度、検査員の方が各ショップを訪問し、第三者の立場から、また専門的な見地から、総合的にショップの衛生管理状況を評価・指導いただいています。
検査終了後は、検査員の方から評価や改善指導が行われます。ショップは商品提供の最前線。アドバイスに基づき、できる限り迅速な対応で商品の安全性維持に努めます。

サニタリーチェックの検査内容

  • 店舗施設・設備の衛生状態
    キッチン内の施設や調理器具などの衛生状態を確認。とくに冷蔵庫・冷凍庫などを重点的にチェックします。
  • 店内スタッフの衛生管理
    手洗いルールが守られているか、ユニフォーム、身だしなみが清潔であるかなど店内スタッフの衛生状態を確認します。
    また健康保菌者のチェックも定期的に行います。
  • 商品の衛生管理
    陳列商品の抜き取り検査を行います。

店内スタッフの身だしなみ点検

ショップの店主が、チェックシートをもとに、スタッフの身だしなみを点検(アピアランスチェックといいます)。

ユニフォームを基準どおり着用しているか、キッチンキャップから髪の毛が出ていないか、手指にケガがないかなど、20項目余りのチェックを1対1で行います。
スタッフは、このあと手洗いを行い、仕事をはじめます。
ここまでは、普段も行っていることです。

サニタリーチェックのある日は、さらに、このあと、検査員の方が「手指のふき取り検査」を行います。

器具・設備のふき取り検査

商品に直接触れる器具や、よく手が触れる設備の「ふき取り検査」が行われます。
検査の対象となる器具や設備は、検査ごとに変わります。
この時の検査対象は、ドーナツの生地づくりに使うケーキナイフという器具。検査員の方がケーキナイフの表面を検査器具でふき取って持ち帰り、第三者機関で検査が行われます。
いろいろな人の手が触れる水道のコックも検査の対象です。

使用中器具の手入れ状況

使用中の器具の手入れの状況が点検されます。
この時の検査では、フライ作業に使用する器具のチェックが行われました。
スクリーンホルダーとターンドールは、破損がないかどうか。スクリーンは、網に破れなどがないかを1枚1枚チェックします。

冷蔵庫、冷凍庫の温度管理

冷蔵庫、冷凍庫内部の設定温度が守られていることをチェック(冷蔵庫内の設定温度は10℃以下、冷凍庫内の設定温度は-18℃以下)。
同時に、庫内が清掃・整理整頓されているかどうか、さらに、庫内に温度計が設置されていること、その温度計が破損したり、故障してないことも確認します。

陳列商品の抜き取り検査

検査訪問当日に店頭に並んでいる商品を持ち帰ります。
検査は第三者機関で行われます。