ドーナツへのこだわり

ドーナツへのこだわりドーナツへのこだわり

もっとおいしいドーナツをめざして

ミスタードーナツが日本に上陸した1971年は、前年に日本万国博覧会(大阪)が開催された年。アメリカ文化の波が日本に広まり始めた頃で、ミスタードーナツは“アメリカ”を象徴するものとして日本に迎えられました。アメリカの味にこだわった初期の時代を経て、より日本人の好みに合わせたドーナツへと改良を加えていくうちに、多くのみなさまに親しみ愛される日本のドーナツとして成長してきました。
もっとおいしいドーナツをめざして、私たちの進化はまだまだ続きます。

ドーナツと食感のこだわり

ミスタードーナツの商品で大切にしているのが「食感」。
食感を変えると、商品自体の印象が変わってしまいます。そのため、生地やフライオイルなどは随時改良を行うものの、食感だけはずっと変えないように配慮しています。
各定番ドーナツの食感と改良の歴史についてご紹介します。

イーストドーナツ
(ハニーディップ、エンゼルクリームなど)

イーストドーナツ

ふんわり、しっとり食感

ハニーディップ、エンゼルクリームなどの『イーストリング生地』では、「ふんわり食感」と「くちどけの良さ」をさらに感じられる生地に改良しました。

こだわりポイント

ハニーディップやチョコリングなどのイースト生地は、口に入れたときのしっとり感を残しつつ、ふんわり食感へ改良しました。今までの風味とともに、食感、生地の優しいくちどけを味わうことができます。エンゼルクリームやカスタードクリームのイースト生地は、生地とクリームの相性にこだわりました。クリームのなめらかさと、ふわりとほどける生地を味わえます。

改良の歴史

  • 1971年

    発売

    1973年

    ミスタードーナツの原点であるアメリカの味により近づける

    1983年

    風味、品質を向上

    1992年

    品質と形状安定のため成形冷凍生地を導入

    2000年

    ふわふわしっとり食感に

    2002年

    よりしっとりした食感と創業当時のレシピに近い風味に

  • 2008年

    ヨーグルト種を配合し、ふんわりとさせリッチ感をアップ

    2010年

    創業当時のレシピを参考にシンプルで奥深い味に

    2013年

    オイル、グレーズ、ミックスを全面見直ししっとりくちどけ食感に改良

    2015年

    バター風味を高めてよりおいしく改良

    2021年

    イースト生地を改良

    2024年

    イースト生地の「くちどけの良さ」を改良

フレンチクルーラー

フレンチクルーラー

ふわっと軽い食感

フレンチクルーラー、エンゼルフレンチなどの『フレンチクルーラー生地』では、ふわっと軽い食感にこだわっています。

こだわりポイント

2024年の改良で、さらに軽い食感と、くちどけ良く、タマゴのコクを感じられる生地に。生地をひとくち食べると、軽い口あたりを楽しめ、タマゴのコクが口いっぱいに広がります。エンゼルフレンチ など、ホイップクリームやチョコをトッピングしても、フレンチクルーラー生地のコク深さとよく合いおいしく召し上がっていただけます。

改良の歴史

  • 1973年

    発売

    1976年

    液卵(生卵)を入れ、しっとりとなめらかな生地に改良

    2008年

    バニラビーンズ、卵を増量

  • 2012年

    発売40周年を記念して、お客様のご要望をもとに「ふわかるっ」食感に改良
    生地の風味にさらに磨きをかけるため、バニラフレーバーをプラス。いっそう奥行きのある甘く優しい香りに

    2013年

    オイル、グレーズ、ミックスを全面見直し
    フライオイルの風味にあわせて食感と風味を改良

    2020年

    フレンチクルーラー生地の改良

    2024年

    タマゴのコクがアップ

オールドファッション

オールドファッション

サクサク食感

オールドファッション、チョコファッションなどの『オールドファッション生地』では、サクサクとした食感にこだわっています。

こだわりポイント

サクサク食感にこだわり、随時改良を重ねてきたオールドファッション。2024年の改良で、‟サクサク感のアップ“、‟くちどけの良さ“と ‟生地のコク“にこだわり、サクサクとした生地をひとくち食べるとコクのある味わい深さを感じていただけます。

改良の歴史

  • 1975年

    発売

    1995年

    クリスピー感のあるおいしさをより強調

    1997年

    サクサク食感を改良

    1999年

    甘みを抑えて、ミルクの風味を全面に

  • 2002年

    さっくり食感と、ミルキーな甘味をアップ

    2008年

    お客様に評価をいただいているサクサク感とミルク風味をさらに磨き上げる

    2013年

    オイル、グレーズ、ミックスを全面見直し

    2019年

    ミルク風味をより感じられ、さらにサクサク食感をア ップ。

    2024年

    サクサクでくちどけが良くコク深い生地に改良

チョコレート

チョコレート

濃厚なチョコレートの風味としっとり食感

チョコレート、ダブルチョコレートなどの『チョコレート生地』は、ふんわり食感にしっとり濃厚なミルクチョコレートの味わいが特長。

こだわりポイント

2024年には、濃厚なチョコレートの味わいにふんわり感が加わり、さらにくちどけが良くなるよう改良。濃厚なチョコレートの味わいの中にふんわり感が加わり、より食べやすい生地に仕上がりました。懐かしくて新しいおいしさに改良し続けています。

改良の歴史

  • 1971年

    発売

    1999年

    ボリュームが出るように改良

    2002年

    チョコレート感を強調しさっくりした食感に

    2008年

    ビターなココアを使用してチョコ感アップ

    2009年

    ミルクチョコレート風味に変更

  • 2010年

    創業当時の配合を参考にサクッとした食感を再現

    2013年

    オイル、グレーズ、ミックスを全面見直し

    2015年

    ミルク感を高める

    2019年

    生地に含まれるチョコレートの割合を増量。さらに、しっとり食感はそのまま、口あたりの 良い生地に。

    2024年

    ふんわり感を加え、くちどけ良く改良

ポン・デ・リング

ポン・デ・リング

もちもち食感

『ポン・デ・リング生地』のこだわりは、なんといっても大人気のもちもち食感です。

こだわりポイント

試行錯誤を重ねて生まれた”もちもち”食感。開発にあたっては、もちもちした食感を出すために生地の保水力を高めた結果、揚げる時にきれいに膨らまないといった問題も。そのため生地の配合やドーナツの形状を何度も見直すなど試行錯誤を重ねて、現在の花型(丸を8つ円形につなげた形)のドーナツが完成しました。2024年には、もちもち食感はそのままに、風味を改良し、さらにコーティングやトッピングとの相性を楽しめる生地にリニューアルしています。

改良の歴史

  • 2003年

    発売

    2004年

    もちもち感を維持するため製造方法を変更

  • 2013年

    オイル、グレーズ、ミックスを全面見直し食感と風味を改良

    2020年

    ポン・デ・リング生地の改良

    2024年

    生地の風味を見直し、グレーズとの相性を改良

ハニーチュロ

ハニーチュロ

カリッと食感

1990 年登場のハニーチュロは表面をカリッと仕上げたスペイン風ドーナツです。

こだわりポイント

「他にはないドーナツ専門店を」と、世界のドーナツ制覇を目的に開発された新商品のうちの一つです。2024年には、カリッとした食感はそのままに、風味を見直し、グレーズとの相性が良い生地に改良。

改良の歴史

  • 1990年

    発売

    2024年

    カリッと食感の生地の風味を改良